そのモペット、自賠責保険入ってますか?9月の広報期間と加入率5割未満の実態

こんにちは。柏市の行政書士だいち法務事務所です。近年、ペダル付き原動機付自転車(モペット)を見かける機会が増えましたが、交通事故で整骨院に通われる患者様の中にも、モペットに関する自賠責保険の扱いをよくご存じなかったという方がいらっしゃいます。

この記事の結論

  • 国土交通省は例年9月を「自賠責制度広報・啓発期間」と位置付け、自賠責保険への加入促進や無保険運行の違法性等について広報・啓発活動を実施しているとされています。
  • 令和8年度は、近年利用が拡大しているモペットを重点対象として活動が行われているとされています。
  • 国土交通省の調査では、モペット所有者のうち自賠責保険に「加入している」と回答したのは46.7%にとどまり、「知らない」との回答も48.2%にのぼったとされています。

行政書士だいち法務事務所(代表:行政書士 和田一宏)

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モペットも自賠責保険の加入義務がある

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、原動機付自転車を含む、公道を走行するほぼすべての車両に加入が義務付けられている強制保険とされています。ペダル付き原動機付自転車(モペット)も対象に含まれるとされていますが、外見が自転車に近いことなどから、加入義務の認識が広がっていない実態があるとされています。

加入していない場合のリスク

自賠責保険に未加入のまま運行した場合、法律違反となるだけでなく、万一の事故の際に相手方への賠償を自身の資力に頼らざるを得なくなるとされています。交通事故の被害に遭った側にとっても、加害車両が無保険であった場合、自賠責保険からの補償を受けられない可能性があるとされています。

整骨院での交通事故施術との関係

モペット事故による負傷で整骨院に通院される場合、相手方(加害者側)の自賠責保険の加入状況によって、施術費用の請求方法(自賠責保険への直接請求か、被害者自身の立て替えか)が変わってくる可能性があるとされています。事故直後に相手方の保険加入状況を確認しておくことが、その後の手続きをスムーズにするポイントの一つとされています。

確認しておきたいチェックリスト

  • ☐ 自身が所有・使用するモペットの自賠責保険加入状況を確認したか
  • ☐ モペット事故に遭った場合、相手方の自賠責保険加入状況を確認したか
  • ☐ 自賠責保険証明書の有効期限を確認したか

よくある質問

Q1. モペットの自賠責保険はどこで加入できますか?

A. 一般の原動機付自転車と同様に、損害保険会社や代理店、コンビニ等で加入手続きができるとされています。

Q2. モペット事故の相手が無保険だった場合、施術費用はどうなりますか?

A. 相手方が無保険の場合、政府保障事業による補填制度等の利用が考えられるとされていますが、通常の自賠責保険による一括対応とは手続きが異なるとされています。個別の状況に応じた確認が必要です。

ここまでが基本的な整理です。ただし、示談交渉や損害賠償額の最終的な判断は弁護士の職域であり、当事務所では対応できない範囲となります。事故直後の書類整理や制度理解についてのご相談であれば承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

モペットも自賠責保険の加入が義務付けられている車両ですが、加入率は5割に満たないとされる調査結果もあり、国土交通省は9月を広報・啓発期間として注意を呼びかけています。ご自身がモペットを利用されている場合はもちろん、モペット事故に遭われた場合も、相手方の保険加入状況を早めに確認しておくことをおすすめします。

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