レセプト提出期限はいつまで?月遅れレセプトの基本

こんにちは。柏市の行政書士だいち法務事務所です。

クリニック開業をご検討中の先生から、「レセプトの提出はいつまでにやればいいのか」というご質問をいただくことがあります。開業して間もない時期は、日々の診療に追われてレセプト業務の流れを把握しきれていないことも多いようです。

この記事の結論

  • レセプトは、診療月の翌月10日までに社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会へ提出するのが原則とされています。
  • 期限に間に合わなかった場合は「月遅れ請求」として翌月以降にまとめて提出できるとされています。
  • 月遅れが続くと、診療報酬の入金が遅れ、資金繰りに影響する可能性があるとされています。

行政書士だいち法務事務所(代表:行政書士 和田一宏)

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提出期限は「診療月の翌月10日」が原則

保険診療分のレセプト(診療報酬明細書)は、診療を行った月の翌月10日までに、審査支払機関である社会保険診療報酬支払基金または国民健康保険団体連合会へ提出することが原則とされています。たとえば8月分の診療については、9月10日が提出期限の目安とされています。

間に合わなかった場合は「月遅れ請求」で対応

何らかの事情で期限内に提出できなかった場合は、翌月以降に「月遅れ請求」としてまとめて提出できるとされています。オンライン請求の場合も、月遅れ請求専用のメニューから修正済みのデータをアップロードする形で対応できるとされています。ただし、月遅れが常態化すると事務作業が煩雑になりやすいため、早めの体制整備が望ましいとされています。

月遅れが経営に与える影響

レセプトの提出が遅れると、その分だけ診療報酬の入金も後ろ倒しになるとされています。開業初期は運転資金の管理が特に重要な時期でもあるため、レセプト点検・提出の体制を早い段階から整えておくことが、資金繰りの安定につながると考えられます。

確認しておきたいチェックリスト

  • ☐ 毎月のレセプト提出期限(翌月10日)をスタッフ間で共有しているか
  • ☐ レセプト点検・返戻対応の担当者を決めているか
  • ☐ オンライン請求の環境(電子証明書等)を整えているか
  • ☐ 月遅れが発生した場合の対応フローを把握しているか

よくある質問

Q1. 月遅れ請求に回数の制限はありますか?

A. 月遅れ請求自体に明確な回数制限は設けられていないとされていますが、あまりに月遅れが続くと審査や資金繰りに影響が出やすいため、できるだけ早期の是正が望ましいとされています。

Q2. レセプトの請求に時効はありますか?

A. 診療報酬請求権には時効があるとされ、一定期間を過ぎると請求できなくなる可能性があるとされています。詳細な取り扱いは審査支払機関や顧問の税理士・社会保険労務士等に確認することをおすすめします。

ここまでが基本的な整理です。ただし、レセプトの点検・請求実務そのものは医療事務・社会保険労務士等と連携すべき領域も多く含まれます。クリニックの開設届出や指定申請、法人化に関するご相談は、当事務所でも承っております。

まとめ

レセプトは診療月の翌月10日までの提出が原則とされ、間に合わない場合は月遅れ請求で対応できるとされています。月遅れが資金繰りに影響しないよう、開業初期からレセプト提出の体制を整えておくことをおすすめします。

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